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晴れ、映画

 投稿者:いぬん堂  投稿日:2018年 7月10日(火)11時47分43秒
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  少し前に新藤兼人監督の64年作品「鬼婆」をDVDで見た。予備知識全くなく、ただタイトルと古い時代劇というだけで選んだんですが。
これがおもろかった。
Wikiを見るとホラー映画と書かれているけど、違和感ある。怪談ではあるけど日本の民話みたいな感じ。
時代は南北朝時代。乙羽信子(姑)、吉村実子(嫁)の2人は、葦原に紛れ込んで来た落ち武者などを殺して穴にぶち込み、引っ剥がした武具はブローカーの殿山泰司に売り払って何とか生きていた。
そこに佐藤慶が戦に敗れて帰ってくる。一緒に出兵した、吉村実子の旦那、すなわち乙羽信子の息子は戦死したと告げる。佐藤慶と吉村実子はすぐにいい仲になり、夜毎に家をあけるようになる吉村実子をどうにかしようと思っていた乙羽信子のところに、般若の面を付けた武者が葦原に迷い込んでくる。武者が葦原を抜けるための道案内をする乙羽信子ですが~。みたいな感じで話は進むんですが、ネタバレもあるのでこの辺で。
話はこの葦原の中で全て完結する。葦原の世界が全て。この葦原の映像が綺麗だ。風にそよぐ葦は海のような生き物のような変幻自在さで魅了される。もしやと思ったら撮影は印旛沼だった。
印旛沼の葦原(実際にはすすき、まこもも入っているそう)にプレハブを建てて3ヶ月かけて撮影したという。特典のメイキング的なプライベート・ビデオには、当時の我孫子駅、安食駅が映っていた。誘蛾灯に集まって来る虫をガソリンをかけて燃やしているシーンや、ざりがにを取って天ぷらして食べたなんて話も、監督、佐藤慶、吉村実子の副音声で聞けた。
林光の音楽も素晴らしい。なぜか葦原を走る吉村実子のバックにはザワザワという草がこすれる音と共に鳩の鳴き声がミックスされており、それがまた奇妙な性急さを生んでいた。
Wikiには乙羽信子の陰毛が映りこんだのが問題になってカットになったと書いてあるけど、吉村実子の間違いじゃないか?全裸の吉村実子と佐藤慶が沼の中を追いかけっこして走り抜けていくシーンは綺麗だった。吉村実子は本当に全裸だったそうだけど、佐藤慶はしっかり履いていたそうです笑。ここで陰毛が?って話だと思う。実際の映像を見ればわかるけど全然いやらしい感じなし。爽やかさしかなし~。
 
 
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