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晴れ、柏

 投稿者:いぬん堂  投稿日:2018年 4月13日(金)10時21分36秒
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  キネマ旬報シアターで、原一男監督の新作「ニッポン国VS泉南石綿村」がかかるというので見に行きまして。ド平日の午前中からの上映ということで客はまばら。休憩含め4時間という長編だからということもあるけど、夜の8時から12時の上映とかにしてくれたらなー。もっと見に来る人もいたんじゃないかな。
大阪泉南の国を相手取ったアスベスト訴訟を追ったドキュメント。2006年から8年半の密着。今回対象としていたのは昭和33年から昭和46年まで石綿の工場に従事した労働者。もちろんもうその工場はないわけで、当時の労働者も散り散りになっている。
アスベスト被害は潜伏期間20年を経て発症する場合があるとのことで、原告である当時の労働者及び周辺住民もかなり高齢化している。撮影中にも被写体となっている原告たちがどんどん亡くなっていく。第一陣、第二陣に分けて裁判は進んでいき、その都度ハラハラさせられますが、ネタばれになるので結果は書かないでおきます。
原告団とは言え意見はバラバラで、裁判しても仕方ないという人もいれば、最後まで怒ってる人もいるし、そんなねぇ謝罪してもらっても当時大臣していたわけじゃないしとか、とにかく生きるとか、石綿は憎いけどおかげで生活できたとか様々。その辺もひっくるめて全部ぶち込んで来るのが原監督作品だよなーと思いつつ見ていた。一番印象的だったのは入浴中に激しく咳き込むお婆さんのシーンと通りの向こうから撮影されたと思われる、通行人が行き交う中涙ながらにスピーチする原告のアップ。この違和感といいどこまでも撮る感じも原監督作品かなーと思ったりした。
 
 
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