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いぬん堂のバオーンの夕べに行ったの巻

 投稿者:いぬん堂メール  投稿日:2014年 1月26日(日)16時16分37秒
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  水木しげる漫画大全集 刊行記念イベント 第一回「バオーンの夕べ」行ってきました。会場は講談社の講堂。400人弱でしょうか。京極夏彦先生をはじめとした編集スタッフのこだわりや仕事ぶりをトークする第一部、第二部、水木しげるお宝判定大会(鑑定ではない)の第三部に別れた三部制で、休憩込で3時間半という長丁場でした。

第一部はニコ生の中継もありました。第一部で流す予定のなかった水木先生の動画が順番を間違えて会場だけで楽しむはずがニコ生でも流れてしまいましたとアナウンスありましたが、あれでかなり盛り上がったんではないかと。水木先生の放屁(笑)。水木しげる漫画大全集第二期発刊決定の祝砲とのことで(笑)。

京極先生の話が面白かったですね、あのこだわり、本当に頭が下がる仕事ぶりです。原画がないものは当時の掲載誌から復元というのはよくある話ですが、とにかく作業が細かい。とくに凄いなぁと思ったのは、原画がなく掲載誌しかないカラー原画の復元の話。掲載誌では編集者がつけたキャッチとか載ってる部分があるじゃないですか、今週から新連載開始!とかとか。それをわざわざ取り除いて、原画に近づけようと。そりゃ、文字を取り除いたら下から画が出てきた!なんて話はないわけで、その部分は確認のしようがないわけですよ。原画がないんだから。でも、筆の勢いから考えてこれはこうだろ?って感じで修復していくと。その部分は本人が想像っちゅーか創造しちゃってるんすよ。もう修復の粋を越えている(笑)。印刷工程で出たゴミが印刷物にのってるものを取り除いてキレイにする作業も、あの細かい点描の上にのっちゃってた日には、判断に困るわけですよ、点なのか?ゴミなのか?と。それも、点の数を数えて確認してると。超気が遠くなる作業だな、くわっ!

図版で載せときますけど、この「河童の三平」のタヌキもそう。これ、タコみたいな口をタヌキがしてるのかと思ったら、実はゴミだった!と。何十年もこのタコ口のタヌキが可愛いと思ってた人は俺のタヌキになんてことしてくれるんだっ!って話しですが、これね、確かにその上にある点々も3つもあって鼻にしちゃ穴の数が多い(笑)し、復元されたほうがしっくりくるわけですよ。

小説家じゃなかったら、国宝を修復するような仕事をしたかったっとのことで、京極先生ほんと、凄いです。監修者の粋も越えてます!でも、そのおかげで毎月楽しい全集が読めるんですね、感激しました。今後の敢行も楽しみにしております。

そんなわけで、マリア観音には行けず。木曜日もかぶってるんだよなぁ。
 
 
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